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JAZZ Life始まり編

いったい何から手をつければ良いの
1. いったい何から手をつければ良いの

 

好 きな曲をアルトサックスで思いっきり演奏してみたい。わたしがそう思ったのは何年も前のことだ。その思いを実現することはこれまでなかった。通勤のときに は携帯型音楽プレーヤーでジャズナンバーをよく聞いている。ショッピングモールで楽器屋があるとショーウィンドウに飾られている楽器類を眺めるが、店員さ んに声をかけられるとおずおずと退散する。そんな風にジャズとかかわってきた。演奏は子供のころからレッスンを受けたきた人の特権ではない。でも、これま でに何の知識も経験も無い素人がどうすればサックスを始められるのだろうか。そう思っているジャズファンはたくさんいる。素人には何から手を付けれが良い のかが全く分からない。わたしもそんな一人だ。そんなわたしがどのようにしてサックスを始めたかを綴ってみよう。

 

サックスを始めるために決めたほうがよいことが三つある。それらを決めないで進むと、トラブルとまでは行かなくとも回り道や後戻りをすることになる。サックスを始める前に検討することは、

  • 楽器はどうするのか、

  • だれに習うのか、

  • どこで練習するのか。

 

こ れらは個別に決めるものではなく各々が依存し合っている。三つを別々の事として取り組むのではなく一つのテーマとして解決する。そのために行うことは情報 収集だ。インターネットで色々と検索するのもよいが、確実な方法として書籍を二冊購入することをお勧めする。ひとつはサックス入門書で、もうひとつは雑誌 だ。

 

サックス入門書は何でもいい。しいて条件を付けるならコンパクトで易しい本だ。そんな基準でい いのかと思うかもしれないが、それで十分だ。こちらは全くの素人だから難しいことを知るのはまだ早い。正しい演奏を身につけるのは「だれに習うのか」を決 めてレッスンを通してじっくり解決していけばいい。書物に頼って我流で練習して変な癖をつけないようにしよう。市販のサックス入門書で知ることはサックス の部品の呼び方とか演奏の基礎の基礎であって、それらについて間違ったことの書いてある本はないと思う。ではサックス入門書を購入して基礎知識を付けよ う。その一冊の前半だけでも読めば楽器店や音楽教室の人とお話できるようになる。

 

サックスの雑誌に ついては幾つか出版されている。サックスというとジャズというイメージがあるのでサックスの専門誌はジャズへの傾倒が大きい。雑誌にも楽譜が掲載されてい たりCDやネットとの連動など含めて色々と活用できる内容がある。読者層としてはビギナーからエキスパートまで幅広く想定されているので、難しい内容もあ るが初心者向けの特集もある。何より雑誌の利点は「サックスの今」が分かるということだ。新製品情報や楽器の比較記事などで今の流行に触れることができ る。意外と重宝するのが広告で、これは雑誌ならではと思う。実用的な記事も多いが、わたしが興味をもって読むのがジャズミュージシャンのインタビュー記事 だ。かれらの拘りやサックスの音色の秘密を語ってくれる。さらに、かれらのジャズへの熱い思いに触れることにより自分のモチベーションも熱くなる。さあ書 店へ行って入門書と雑誌を買おう。

これで完璧!サックスの基礎

  • 著者:藤田絢三

  • 発行元:リットーミュージック

 

わたしが最初に購入したサックス入門書だ。初版発行は2001年だが、購入時期は2007年だった。藤田さんの明快な解説で分かりやすい。

サックスマガジン

  • 発行元:リットーミュージック

  • 参考リンク:サクマガ

 

もとはサックス&ブラスマガジンという雑誌が2014年にサックスに特化した名称に変更した。残念ながらVol.3をもって休刊となった。

ザサックス

 

あらゆる分野のサックスプレーヤーの応援雑誌で、The SAXONLINEによるオンラインの記事も豊富だ。

初心者には先生が必要
2. 初心者には先生が必要

 

サックス入門の知識がついたところで、サックスを教えてくれる先生を探そう。サックスの学習をするには、幾つかのアプローチがある。お手軽なのが教材を揃えての独学だが、全くお勧めできない。大物ミュージシャンの回顧録で米軍キャンプに潜り込んで生演奏を聴きLP盤を完コピして覚えたという逸話があるが、それが出来たから大物になったので普通の人向けではない。良い先生について、みっちりとサックスの基礎を身に付けることが一番の近道だ。今はサックスの教程も確立していて、それに従って学習すれば普通には吹けるようになると思って心配ない。リードのセッティングひとつとってもコツがあり、ほんの気持ち程度ずらすだけで音の鳴り方が大きく変わる。先生は生徒の音を聞いて適切なアドバイスをしてくれる。その価値は計り知れない。

 

先生を探すということは音楽教室を探すということだが、これが結構たくさんある。音楽教室といったらまずはヤマハ音楽教室が筆頭だろう。大手楽器店に付随する音楽教室も多い。都内にはビジネスマンの通勤事情に合わせた音楽教室もある。その場合、持っていくものはマウスピースとリガチャー、リードだけにしてサックス本体はレンタルを使うのが便利だ。また個人の音楽教室もいいところがある。選択肢は多いので、自分のライフスタイルとマッチするところを探そう。

 

わたしは自宅から30分以内で通える範囲を探したが、結構あるものだ。それらの音楽教室に立ち寄るとレッスンの内容や料金などを丁寧に教えてくれて、どの教室も見学や体験レッスンが気軽にできのでどうぞと勧めてくれる。その場では取りあえず資料だけを貰って帰った。体験レッスンは、自分の方向性と講師との相性を見る上で重要なので、候補となる教室の体験レッスンを受けてから決めよう。また、複数の講師がいる教室については、それぞれの講師の体験レッスンを受けれるかを教室に確認しよう。

 

音楽教室を決めるときに気を付けることだが、コストパフォーマンスで決めないことだ。例えば、ふたつの教室が12,000円の月謝で一方が月3回のレッスンでもう片方が月4回のレッスンだとする。価格で比較するとレッスン1回あたりの費用が4,000円と3,000円だ。これだけで比較すると月4回のほうを選ぶかもしれない。ここに落とし穴がある。それはコストパフォーマンスとは何に対するコストパフォーマンスなのかということだ。安い金額でたくさんレッスンを受けても上達しなければ、何にもならない。自分の目標の演奏レベルを決めて、そこに達成するまでの全体コストを考えることだ。そのために音楽教室がどのような付加サービスを提供しているかも重要なことだ。生徒のモチベーションを上げるために発表会があるところは多い。他にも楽器のレンタルや楽器購入時の生徒向け値引きなどもある。それらも加味して検討することだ。もちろん、講師の教え方の力量や講師との相性を体験レッスンで確認して最終的に決定しよう。

 

サックスの上達には音楽教室でのレッスンだけでは不十分だ。自主練習があってこそ上達する。むしろ自主練習のほうが主体といっていいかもしれない。実は自主練習のために防音室を貸し出すサービスもある。ご近所迷惑にならないように自宅で思う存分吹けない人にとっては、レッスンルームのレンタルは大きなメリットだと思う。そう、この時点で「どこで練習するか」も視野に入れておこう。

体験レッスン
3. 体験レッスン

 

さっそく体験レッスンを申し込んだ。体験レッスンの申込用紙には簡単なアンケートがあり、音楽の趣向や目標などを伝えることになる。わたしは好きなミュージシャンとしてArt Pepperをあげ、目標をアドリブが出来るようになる事とした。講師もジャズ系の先生を選んだ。講師のプロフィールやレッスンスケジュールが記載されたチラシがあるので、それを見て検討した。講師によってレッスンの曜日が決まっているので自分の希望する曜日にレッスンを受けれるか確認しておこう。

 

体験レッスンには手ぶらでいいが筆記用具だけは用意していこう。楽器などの必要なものは全て教室側で用意してくれる。ひとつだけ忘れてはならないのが直前の歯磨きだ。全ての吹奏楽器奏者にとって口内ケアは当然の所作と心得、演奏の前は歯を磨きその後は水しか口にしないことだ。音楽教室にはコーヒーなどが用意されているところもあるが、コーヒーは演奏が終わった後に嗜むとしよう。楽器を大事に扱う人ほど上達が早いそうだ。

 

体験レッスン当日、指定時刻の10分前に音楽教室に入りラウンジの椅子に座って待つ。その教室ではサックスだけではなく、ピアノ、バイオリン、ドラム等など色々なレッスンが行われていて、レッスン待ちの生徒さんが寛いでいた。年齢層は子供から高齢者まで広く、その中に混じっている自分に違和感はなかった。

 

定刻になると講師の方が現れてにこやかに挨拶をされた。なかなかの好青年だ。やはり講師は人を相手にする仕事なので第一印象が大事だ。音楽教室には幾つものレッスンルームがあり、防音室になっている。入口の扉はガラスの小窓があり中が覗けるようになっているが、ハッチのように重たいので閉じるときには体重をかけることになる。部屋に入ると椅子と楽譜台が用意されており、先生に促されてその椅子に座った。椅子が複数あったので鞄と上着を横の椅子に置いた。上着をかけるハンガーもあったが体験レッスンが終わるまでその事には全く気が回らなかった。席に着くと先生が自己紹介をされて、サックスとどう取り組むかやジャズの好みなどの会話をして被体験者であるわたしをリラックスさせてくれた。

 

いよいよレッスンということで先生がサックスの入ったケースを渡してくれた。サックスは音楽教室の備品で、棚にはサックスケースがたくさん並んでいた。レッスンはサックスケースの置き方や開閉方法から始まった。蓋を閉め損なってケースを持ち上げサックスを落としてしまうこともあり、超初心者にとっては大事なことだ。

 

サックスはケースの中に幾つかのパーツに分けて格納されている。サックスのパーツは以下の通りだ。様々な名称が出てくるので、それらの用語についてはサックス入門書を見て覚えよう。

  • 本体管:サックスから上部のネックを除いてた部分でベル管/U字管/2番管で構成されている、

  • ネック管:サックス上部の曲がっているところ、

  • マウスピース:口でくわえる部分でラバーかメタルでできている、

  • リガチャー:リードをマウスピースに付けるための輪っか状の部品、

  • リード:息で振動させる薄い板でケーンと呼ばれる葦の一種でできている、

  • ストラップ:首にかける丈夫な紐で本体管と繋いでサックスを支える。

 

サックスを組み立てる前に先生が新品のリードを袋から出してくれた。リードを口でくわえるようにと指示された。リードはプラスチック製のものもあるが、通常はケーンと呼ばれる葦の一種でできていて湿った状態で使用する。リードが潤ったところでマウスピースに装着することになる。リードの装着法はサックス入門書に必ず書いてある。しかし、お手本通りにセッティングしたとしても、それが目の前にあるリードと演奏者にとって最適とは限らない。それじゃあ、どうするのかというと、ここで講師のありがたみが分かる。

 

リードのセッティングは先端をマウスピースから1mm短めに付けるのが標準で、リード側から見ると、リード先端の上にマウスピース先端が黒い淵のように見えるようになる。リガチャーでリードを固定したらマウスピースを口にくわえて息を吹き込む。実はこの段階からサックスの音出しのレッスンが始まっている。まずは音を出さずにゆっくりと息を通す。息の通りに問題が無いことを確認しつつ最初のアンブシュアを体験する。アンブシュアとは簡単に言ってしまうとマウスピースのくわえ方だが、実はそんなに簡単に言えるものではない。アンブシュアはサックス奏者にとっては永遠の課題であり、プロのミュージシャンになっても探求し続けるものだ。

 

まず上の前歯をマウスピースの上部の先端から1cmぐらいのところに着ける。次に下唇を前歯とリードの間に巻き込むようにして添える。下唇をリードに当てる理由はリードの振動を支えるクッションにするためだ。そして口全体を「う」と発音するように整える。これがアンブシュアの第一歩だ。さあ音を出すのかと思いきや、ここで音を出すのではなくアンブシュアを維持したままマウスピースを外す。片手を目の前に真直ぐ伸ばし、手の甲を立てるようにしてかざす。そして、手の甲に向かって強く長い息を吐く。これはアンブシュアと並んでサックスの演奏に欠かせない呼吸法の第一歩だ。

 

安定して息が手に当たるようになったところで再度マウスピースをくわえる。前歯と下唇の位置を確認してから、今練習した通りに息を出してみる。なんと勢いよくピーと鳴るではないか。実は素人が自己流で音を出そうとしてもなかなか上手くいかない。先生のおかげで最初のハードルをクリアした。出だしは快調だ。

 

次にマウスピースをネック管に繋げる。本体管はまだ繋げない。再びマウスピースをくわえてゆっくり息を吹き込む。息の抜けに引っ掛かりがないことを確認したら、しばらく息を吹き込み続ける。これはネック管を温めるためだ。サックスは金属で出来ているので温度が上がると膨張して音程が変化する。最初に温めておけば、その後の変化は少なくなる。楽器を丁寧に扱う人ほど上達は早いのだ。そして音を出すために、思いっきり吹いてみる。今度はブーという音が鳴った。これでOKだそうだ。しばらくブーブーと鳴らして息苦しくないか確認する。くわえる位置を深くしたり浅くしたりして音の出方を確認する。それだけでも音色が変化する。これで本体管を繋げると音はどのようになるのだろうか。

 

ネック管を一度置いて、首にストラップをかける。ストラップは長さを調整できるようになっている。ネクタイを締める要領でストラップを短くする。本体管にはストラップのフックをかけるためのリングが付いているのでそこにストラップを繋げる。そしてマウスピースの付いているネック管を本体管に差し込み接合部のネジを締める。サックスの重みがじわりと首にかかる。

 

ここでレッスンはサックスの持ち方へと移る。サックスを演奏するときに親指以外の指はキーを操作するために自由を確保しなければならないので、サックスを手で持つという方法はとらない。まずストラップでサックスの身体からの距離を固定する。次に右手の親指を本体裏側の下方にあるサムフックにかけ、左手の親指を本体裏側の上方にあるサムレストというボタン状のところに押し当てる。このとき両方の親指を押すようにしてバランスをとる。そしてマウスピースを口でくわえて上の前歯をしっかりとマウスピース上部に固定する。さてサックスの構え方についてだが、身体から離して持つか身体に接触させるかという選択肢がある。プロの演奏ではサックスを身体から離してダイナミックなプレーをしている事がよくあるので憧れるが、サックスを離して持つと右手の親指に負担がかかり結構きつい。そこで最初のうちはサックスを身体に接触したスタイルでいいだろう。

 

サックスを構えたときの姿勢として目線が真直ぐ前方に伸びるようにする。顔が下を向いてしまっている場合はストラップが長すぎることが原因だ。大方の初心者は長めにしてしまうようだ。ストラップを短くして姿勢を再度確認する。これも先生が横に回って細かくチェックしてくれるので心強い。まだサックスを吹いてもいないのだが、ここまでのところで既に先生の指導のありがたみを感じた。

 

ここで先生から体験レッスン用の楽譜を渡される。いよいよサックスによる最初の音出しだが、ここでも先ずサックスを温めるために音を出さずに息を吹き込む。息の通りも確認できたところで中音域のドの音に挑戦する。中音域のドの音は左手の中指だけを押さえて他の指は開放する。そしてネック管だけで音を出したときと同じ要領で吹き込む。非常に無愛想な音に聴こえるが大きな音が鳴った。自分がイメージしているサックスの音には程遠いが最初から鳴るのは上々の滑り出しだ。

 

しばらく中音域のドの音を鳴らす練習をする。一定量の息を吹き続けると安定した音が続く。今度は先生が一緒に吹いてくれる。すると、微妙に音色も音程も違っていることが分かる。実はサックスの音色も音程も自分で確立していくものだ。レッスンを通して先生の音を聞きながら一緒に鳴らすことによって徐々に正確な音が出せるようになってくる。体験レッスンの最初の一音にすぎないが、そのような発見をすることができた。

 

次にドの音から下にさがってシの音に挑戦する。中音域のシの音は左手の人差し指だけを押さえて他の指は開放する。ここでサックスの指使いについての初心者あるある情報だが、中音域のドから下って低音のドへのドシラソファミレドの指使いはリコーダーと一緒だ。そう思うとその1オクターブはもう吹けるような気がする。続けてラの音とソの音まで練習をした。ここまでは左手の三本の指しか使わない。

 

そして、非常にシンプルなヤマハ練習曲「ホール・ノート・ブルース」を練習する。楽譜にはアルトサックスが二つとテナーサックスの3音で構成されている。先生が別のラインを吹いてくれた。完全に曲になっているではないか。あっという間の30分だったが、サックスの魅力とレッスンの重要性を知る上で有意義な時間だった。片づけながら話をしているなかでCharlie Parkerのコンファメーションを吹けるようになりたいと話したら、先生は颯爽とサックスを手にして吹いてくれた。生音に触れられるおまけ付きとなった。

音楽教室に申し込む
4. 音楽教室に申し込む

 

体験レッスンを受けて講師との相性も良いことが分かったので、そこに通うことに決めた。その音楽教室とは山野楽器が主催するヤマノミュージックサロンたまプラーザだ。レッスン内容以外の条件について事前に検討した結果、自分にとってここが最も適しているので体験レッスンが良ければ決めようと思っていた。

 

まず利便性についてだが、自宅から自動車で15分で行ける。たまプラーザのショッピングテラスには普段から出かけることは多いが、2千円以上の買い物をして2時間分の駐車が無料となる。買い物に行って2千円に満たないと駐車料金を気にして必要でないものまで買ってしまう事もある。レッスンを受けると2千円分が駐車券に加算されるので駐車料金の心配がない。些細なことだが自動車で行けて駐車場も無料で確保できることは、サックスを持ち歩く者にとって大いに助かる。

 

この音楽教室は山野楽器ということで楽器店とレコード店が併設されている。わたしはよくここでCDを購入していたので、CDや楽譜、楽器のアクセサリーを購入する上でも利便性が高い。実はサックスもここで購入することになった。ちなみに山野楽器は港北ノースポートモールにもあり、そこにもよく足を運んでいる。ノースポートモール店ではリードの15% Offセールをしてたので、リードはそちらで購入した。楽器店も色々と回ってみるといい。

 

多くの音楽教室では楽器レンタルを行っている。ヤマノミュージックサロンでも楽器レンタルを行っている。初心者は楽器を持っていないので楽器を購入するとなると初期投資の負担は大きい。楽器を買って途中で挫折したら最悪だ。とりあえず気軽に始めるには楽器レンタルというオプションはありがたい。

 

レンタルには楽器だけでなくレッスンルームのレンタルもある。部屋が空いていれば30分で300円+消費税で借りられる。これが非常に役立つことになる。それは「どこで練習するのか」についての一つの回答になったからだ。ヤマノミュージックサロンの生徒であればどこの店舗でもルームレンタルが可能なので自分の都合に合った利用ができる。新宿店に所属する別の生徒さんでたまプラーザ店のレンタルルームで練習をしている人もいた。

 

さて申し込みに際して決めなければならないことが幾つかある。それは(1)講師、(2)グループレッスンか個人レッスンか、(3)レッスン時間帯だ。講師の先生については既に決めているし、グループレッスンについては同じ時期に始める生徒がいないため最初は個人レッスンにするしかなかった。レッスンをお願いする講師は水曜日しか来ないので曜日も確定している。したがって決めることはレッスン時間だけなので、融通の付きやすい夜の8時15分からの30分とした。ちなみに個人レッスンは30分間でグループレッスンは1時間となる。

 

グループレッスンか個人レッスンかについて選択が可能なら、最初のうちは同時に始める人がいればグループレッスンが良いかもしれない。その理由はやはり一回のレッスン時間が1時間あるということだ。先生に教わったことを直ぐできればいいのだが、そんなに甘くはない。先生がいとも簡単に行っていることが初心者には真似できない。生徒の間違っているところを的確に指摘して時間をかけて教えてくれる。個人レッスンの30分だと、あっという間に時間が過ぎてしまうので、グループレッスンが1時間あるということは大きい。しかしグループだと気兼ねしたり他の生徒さんとペースが合わないと思うのだったら個人レッスンでマイペースを維持すればいい。

 

さて、わたしが教わることになった講師は高橋弥歩(ひろむ)さんです。理由はプロフィールを見て限りなくジャズの匂いがしたからだ。たぶん講師がクラッシック専攻であっても初心者が学ぶことに違いはないので、当分はジャズのノウハウを教わることはないと思う。しかしレッスン中の会話がジャズの話で盛り上がれるかはモチベーションを維持するために重要だと感じている。高橋先生はルックスが良いので女性の生徒さんに人気があり、教え方も丁寧だ。プロフィールには「国立音楽大学サックス専修、ジャズコース卒業。 クラシックサクソフォーンを首席で卒業。」と書いてあり、とにかくジャズ専攻というのが嬉しいではないか。彼のブログにはサックスの小ネタもあって面白い。

たまプラーザ山野楽器店 夜の外観 遠くから

たまプラーザ山野楽器店 夜の外観 遠くから

たまプラーザ山野楽器店 夜の外観

たまプラーザ山野楽器店 夜の外観

たまプラーザ山野楽器店 昼の外観

たまプラーザ山野楽器店 昼の外観

ヤマノミュージックサロン入口

ヤマノミュージックサロン入口

ヤマノミュージックサロン受付

ヤマノミュージックサロン受付

レッスンルーム

レッスンルーム

レッスン用レンタル楽器

レッスン用レンタル楽器

これらの写真はわたしがお世話になっているヤマノミュージックサロンの外観やレッスンルームだ。これらの写真は録音にも使っているiPod touchで撮影した。

 

音楽教室への申し込みも完了して、いよいよレッスンが始まるが、その前に「楽器はどうするのか」を解決することにしよう。

 

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